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『舟沢』 年月日: 2009年10月3日(土) 10月13日から今年のフリーバカンスを取得するつもりであったが、あいにく会社の雑務が入ってしまい、1週間前倒しして5日からの取得に変更。今年は紅葉が早いらしいので好都合と思いきや、秋雨前線+台風18号でなかなか予定が立たない。晴れの予報が4日(日)のみであったので、4日に父と滝見物に行くつもりで3日午後に猪苗代の実家に向かった。 栃木県は曇っていたが福島県は晴れ時々曇りで爽やか。国道294号で勢至堂峠を越え北上する途中で、小屋川沿いの林道に進入。目的は舟沢洞穴の探索である。林道入り口の標柱の案内を見て過去3回少しずつ探索。確実に候補地は絞られつつあるが、まだ所在地を特定できていない。今年、山彦さんから頂いた情報で所在地が次回探索候補地の一つであることが判明。今年もメジロアブの消えた秋に帰省ついでに探索を計画。 既に午後3時半。日没まで時間が無いので短時間勝負。地形図を持っていかなかったので今ひとつ場所に確信が持てないが、右側(高井原山)に分岐する真新しい林道(地形図に記載無し)を見やり、橋を渡って程なく舟沢洞穴まで300mと書かれた標柱を発見。過去2回この場所を通ったことがあるのに気づかなかった。古びた木製の標柱なので見過ごしていたようだ。不鮮明な踏み跡は小屋川の畔で消えた。水量の少ない川を渡り、高井原山側から流れてくる支沢沿いに進むと左岸(高井原山)側に先ほど見やった林道が延びてきている。林道ができてから旧来の道筋を辿る人はいないらしい。 林道終点に2001年秋に湖南町史談会が設けた、登り口を示す木製の標柱有り。 沢右俣沿いに薄い踏み跡があるが次第に不鮮明となる。岩が露出する斜面を適当に移動しながらだいぶ高いところまで登ったが見つからない。見当違いの場所を探しているような気がして尾根筋に移動してようやくお目当ての場所に到着。林道入り口の標柱には「入口の形が舟に似ているので舟沢という。」と書いてあるが、そう言われるとそうかな。 今は信仰の対象とされていないようで、供え物の類は無し。午後4時過ぎて光量が少ないので中がよく見えない。ヘッドランプも所持していない。不謹慎と思われるので触れもしなかった。カメラのフラッシュで確認した限り、中にあるのは鳥居に似たもの(正式名称知らず。奉という字が彫られていたように思う。)と偶像らしきもの(観世音?)と舟沢と題された短歌が書かれた立て札のみ。 ふねざわに まいりておがむ かんぜおん あさひのひかり あなにかがやく 下りで見つけた標柱にはクマに齧られた様な跡有り。 この標柱や洞穴周辺に明瞭な踏み跡は無いので、すんなりと洞穴に至る保証はない。杉植林地よりも上部にあり、ブナの大木が目印である。 |
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